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2016年9月25日 

工学部サイエンスフェアの一環として、環境共生学科で「虹色に輝く宝石を作ってみよう for 高校生」が行われました。

 9月25日(日)に、埼玉大学工学部サイエンスフェアが開催され、環境共生学科としては熱ー電気エネルギー変換材料として使われているビスマス(Bi:原子番号83)を用いた宝石づくりが行われました。
 ビスマスは原子番号が大きいこともあり、金属の中でも特異な性質を示すことが知られており、材料物性の研究において、非常に大きな興味の対象となっており、最近ではトポロジカル絶縁体など、最新の物理学の研究が進められております。また、亜鉛を加速させ、ビスマスに衝突させることによって、原子番号113のニホニウムが合成されたことでも知られています。整腸剤として次硝酸ビスマスに使われたり、自動車の塗装に使われたりと、実は目に見えないところで、いろいろと用いられています。
 常圧で271℃と低融点であることを利用して、大気中でビスマスを融解させ、再結晶させることによって、骸晶と呼ばれる特異な人工結晶成長をするだけでなく、空気中の酸素と化学反応することで表面の色が変化することから、昔から観賞用としても市販されています。
 本イベントでは、宝石作製までの全ての行程を参加した高校生自身に取組んでもらうことで、科学についての理解を深めてもらいました。